鉄道模型レイアウト

鉄道模型のレイアウト

ベース

鉄道模型の車輌とコントローラーを買い揃えてお気に入りの車輌を運転していると、マイレイアウトが欲しくなってくるという想いが強くなってくるでしょう。トンネルを抜け、田園風景の中を快走して、ビルの建つ都会の駅にゆっくりと停車させる。自分の持っている車輌が似合う風景を創造するうちにいつしかその景色を再現したくなってきます。 鉄道模型レイアウトの世界の奥深さを堪能しましょう。

鉄道模型におけるレイアウトとジオラマを同じ表現と解釈される方が多いですが、実は違いがあります。レイアウトは、模型列車を走行させるための線路と情景を備えた模型を指します。 ジオラマは、車両も情景の一部として固定もしくは静置されたものをジオラマと呼び区別されます。


ベース

ベース

スケールやゲージを問わず、鉄道模型のレイアウトを作成するには、まずベースとなるものが必要となります。鉄道模型メーカー各社から販売している専用の木製レイアウトボードを使用するのが一般的ですが、希望のサイズがない場合には、写真や絵画用の木製パネルを使用する方法もあります。木製パネルは画材店や写真用品店などで入手することができ、サイズもA4・B4といった一般の用紙サイズから畳サイズ(900×1800mm)を越える大きさまで幅広く揃っているので、自分の作りたいレイアウトプランに合ったサイズを選ぶことができます。


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鉄道模型

サイズ

サイズ

レイアウトといっても様々で、その大きさはおおむね走らせたい列車の長さや種類によって決まります。レイアウト作りの基本といわれているのが、畳1枚のサイズですが、それに線路を敷くとなると、4〜6輌程度の列車がふさわしい感じとなり、これ以上の例えば10輌フル編成や新幹線を走らそうとすれば、とても収まりません。



建物

建物

昔のレイアウトにおける建物はあまり種類が多くなかったため、いろいろな人が思い思いに作ったレイアウトでも、並ぶ建物はみんな同じといった感じでしたが、最近は風向きがかわってきて、実にさまざまなものが手に入るようになりました。形態もパッケージから出してそのまま置いただけで様になる完成品から、自分で組み立てるキットまであらゆる製品があり、完成品でもアクセサリーの工夫や軽い塗装変更などで、実にさまざまな形態を楽しむことができます。


風景

風景

地面を造形する素材や植物を表現するための草木なども、模型の材料として各社から販売されています。これらも近年様々なものが製品化されており店頭で目移りしてしまうほどです。ただ、自然の物質を自然らしく作るというのはなかなかに難しいもので、車輌を作るのとはひと味違ったセンスが必要になる場合があります。



シーナリー

シーナリー

街にせよ野原にせよ、世の中は自然が作り上げた風景というものを基本に構成されています。地面、山、岩、木、草、人間が作ったものでも、畑や田んぼなどもこれにあたりますが、これら自然が作ったものをシーナリーと呼ぶことが多いです。